うつで休職した話

体調と治療の記録

断薬後の経過

断薬の離脱症状が落ち着くまでに1か月かかった。

断薬後の体調はというと、

まだ薬を飲んでいる時の方が心も体も軽かったな、とは思ってしまう。

でも、おかげで妊活ができているのだから、頑張った自分を褒めよう。

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メンタル面は徐々にではあるが、だいぶ回復してきたように思えた。

梅雨前には3日連続で表参道へ出かけたりしてみた。がしかし、翌日から発熱して寝込んだ。体調面はまだまだだと思い知らされた。

さらに休職前に比べ、生理痛がひどくなった。生理初日〜2日目はお腹と腰が激痛で横になる以外できない。思えばほとんど全く運動していないし、子宮の血の巡りが悪くなる心当たりは沢山あった。面倒でやめていた冷えとり靴下を再開した。

そうこうしているうちに、梅雨が始まった。その途端、頭痛が増え、体はズーンと重くなり、動く意欲が著しく低下してしまった。

医者によると、湿気が多かったり暑い環境だと、自律神経が普段より酷使されてしまうから、自律神経失調の症状が出やすいらしい。私はこれまで気圧症ではなかったが、神経系が弱るとこういった事も起こるのか。

低気圧が近づくと頭痛になってしまう、いわゆる気圧症の人たちもこんな感じなのだろうか。なんて辛いんだろう。気圧症のメカニズムには諸説あり、対処法がはっきりしないのがまた辛い。気圧症についてネットサーフィンしまくった結果、私が一番しっくりきたのは、低気圧により髄液の流れが悪くなり、頭痛を引き起こす説だ。

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脳と脊髄は、髄液の中に浮かんでいる状態だ。その髄液の圧力が正常より低い”脳脊髄液減少症”とか”低髄液圧症候群”の人の症状に、頸部痛、全身倦怠(疲れやすい)、めまい、吐き気、耳鳴り、うつなどがあるらしい。

私は簡単に解釈してしまうタイプなので、要は”めぐり”が良くないんだな、と考え気休めにヨガとかやってみた。効果は不明。停滞している感じがしたが、今はいつもより自律神経の働きも良くないし、体の声を良く聞くことにして無理しないで過ごした。

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梅雨が明けてからは、「今日はカフェに行こう」と思える日が増えた。生理中以外は結構動けるようになった。それでも、連続での遠出はしんどいが。これは、慣れの問題なのか。気を張っていないからなのか。でも、体が「大丈夫」というまでは休もうという医者の言葉を信じた。

 

断薬してから2か月たった頃、友人と会いたいと思うようになった。

勇気を持って休職したことを友達にカミングアウトしてから、ありがたいことに定期的にLINEしてくれる人が何人かいた。心配してくれる友達がいること、こっちのペース優先で会おうと言ってくれることが本当に嬉しかった。

自己評価が低くなりがちな日々の中、こんな自分のことを気にかけてくれる人がいることは、本当にありがたくて嬉しいものだった。

でも、近所のカフェへ行く以外の予定をこなすことは、まだハードルが高かった。

1日1つの予定はこなせるが、毎日は無理。できれば晴れの日がいい。そんな状態の中で慎重に日程を考え、友達と会った。思った以上に楽しめた。家族以外の人と会うのは本当に久しぶりで、自信にもなった。

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梅雨が長引いた今年。不調の時期が長引き、休職してから半年経ってもまだ職場復帰できそうにない。でも、すこーしずつ回復している。良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら。

これからは自分が今どのくらい動けるようになっているかを知るためにも、運動のためにも、できる範囲で動いていこうと思う。

無理せず、できる範囲で、少しずつ。